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【ロサンゼルス=久保庭総一郎】米司法省は17日、サイバー攻撃で各国企業から計13億ドル(約1380億円)以上の暗号資産(仮想通貨)や現金を盗むなどしたとして、北朝鮮人ハッカー3人を訴追したと発表した。
司法省によると、3人は平壌の軍事情報機関に所属する27~36歳の男で、暗号資産取引所や金融機関、オンラインカジノを標的にサイバー攻撃などを仕掛けた疑いがある。米国、英国、韓国、台湾、ベトナムなどの企業が被害に遭ったという。米メディアによると、被害総額は、北朝鮮の2019年の民間輸入総額(推計値)の約半分に相当するという。
3人は、14年に映画会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメントの未公開映像などが流出したサイバー攻撃にも関与し、1人は18年9月に訴追されている。