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核施設の査察受け入れ、暫定3か月継続…イランがIAEAと合意

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 【テヘラン=水野翔太、ベルリン=石崎伸生】イラン政府と国際原子力機関(IAEA)は21日の共同声明で、イランが核施設に対するIAEAの抜き打ち査察受け入れを23日に停止した後も、一定の査察を3か月間認めることで合意したと明らかにした。イラン核合意への復帰を模索する米バイデン政権などとの対話に必要な時間を作る狙いとみられる。

21日、テヘランで会談に臨むイランのザリフ外相(左手前)とIAEAのグロッシ事務局長(右手前)=ロイター
21日、テヘランで会談に臨むイランのザリフ外相(左手前)とIAEAのグロッシ事務局長(右手前)=ロイター

 共同声明によると、イランは事前通告通り、未申告施設への抜き打ち査察を定めた「追加議定書」の履行を23日に停止する。その上で「必要な検証と監視」を最大3か月間、暫定的に認める。

 イランは追加議定書の履行を止めても、IAEAとの間で結んだ「包括的保障措置協定」上の義務を負う。例えば、申告施設で核物質の所在を調べたり報告との照合を行ったりする「通常査察」などを受け入れなければならない。このためイランは今回の合意で、監視用のカメラや機器を一定程度、核施設内に残すことを認めたとみられる。

 共同声明は、IAEAのラファエル・グロッシ事務局長が21日、テヘランでジャバド・ザリフ外相らと会談した後に発表された。ウィーン郊外で21日に記者会見したグロッシ氏によると、イランは23日以降もIAEA査察官を国外追放せず、現在と同じ人数で監視にあたることを認めた。グロッシ氏は今回の合意について「溝を埋めるのに役立つ手段だ」と述べ、米国とイランに歩み寄りを促した。

 米国の核合意復帰の条件としてイランは経済制裁解除を要求し、米国はイランの核開発抑制を求め、折り合いがついていない。イランはバイデン政権発足を控えた先月初めに濃縮度20%ウランの生産に着手するなど、揺さぶりを強めている。

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1859622 0 国際 2021/02/22 11:35:00 2021/02/22 12:09:55 2021/02/22 12:09:55 Iran's Foreign Minister Mohammad Javad Zarif meets with International Atomic Energy Agency (IAEA) Director General Rafael Grossi in Tehran, Iran February 21, 2021. Majid Asgaripour/WANA (West Asia News Agency) via REUTERS ATTENTION EDITORS - THIS IMAGE HAS BEEN SUPPLIED BY A THIRD PARTY. https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210222-OYT1I50041-T.jpg?type=thumbnail

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