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「新疆綿を不使用」標的、中国で米欧ブランド不買広がる…愛国心あおる

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2日、上海の中心部で、H&Mの店舗前に止まる警察車両=南部さやか撮影
2日、上海の中心部で、H&Mの店舗前に止まる警察車両=南部さやか撮影

 【上海=南部さやか】中国新疆ウイグル自治区の人権弾圧を懸念して新疆綿を使わないと決めた米欧系企業に対し、中国国内で不買運動が突如、広がっている。共産党政権が、人権擁護を掲げて対中制裁に走る米欧を抑止する目的で、国民の愛国心をあおっているためだ。

2日、大手通販サイト・タオバオ(淘宝網)で「H&M」の文字を検索バーに入れると、「関係する商品は見つかりません」との表示が出てきた=片岡航希撮影
2日、大手通販サイト・タオバオ(淘宝網)で「H&M」の文字を検索バーに入れると、「関係する商品は見つかりません」との表示が出てきた=片岡航希撮影

 2日、上海の目抜き通りにあるスウェーデンのファッションブランドH&Mの店内は閑散としていた。警察車両が店の前で警戒する。

 新疆綿を使わない方針を示しているH&Mは、3月下旬から不買運動の標的となった。ネット通販サイトでH&Mの商品は検索できなくなった。地図アプリでも店の位置が表示されない。

 H&Mは3月31日、「中国の顧客の信頼を取り戻すよう努める」との声明を出した。ネット上では逆に「謝罪がない」との批判が噴出している。不買の対象はスポーツ用品大手の米ナイキや独アディダスにも広がった。同じく新疆綿を使わないと決めたためだ。

 多くの著名人も不買運動に加勢している。中国メディアによると、H&Mやアディダスなどの広告に出ていた芸能人約50人が新疆綿の不使用方針に抗議するため、降板した。

 不買運動は国家主導の色彩が濃い。H&Mが新疆綿の不使用を表明したのは最近ではなく、昨年9月のことだ。その約半年前に豪調査研究機関が少数民族ウイグル族への強制労働などを指摘したことを受けた決断だった。

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