スエズ座礁、愛媛の会社に1000億円賠償請求…裁判所がコンテナ船の差し押さえ命令

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 【カイロ=上地洋実】エジプトのスエズ運河で大型コンテナ船「エバーギブン」が座礁した事故で、台湾の運営会社エバーグリーンは14日、エジプトの裁判所の命令で船が差し押さえられたと発表した。スエズ運河庁が船主の「正栄汽船」(愛媛県今治市)に9億1600万ドル(約1000億円)の損害賠償を請求しているためだという。

スエズ運河で座礁した大型コンテナ船「エバーギブン」(3月27日撮影)
スエズ運河で座礁した大型コンテナ船「エバーギブン」(3月27日撮影)

 正栄汽船は14日、読売新聞の取材に、損害賠償を請求されていることを認め、船は現在も運河内の湖に停泊中だと明らかにした。同社の担当者は「一日も早く航行を再開し、荷物を降ろせるよう関係各所と打ち合わせをしている最中だ」としている。

 エバーグリーンの発表文によると、船主側と運河庁側の交渉が12日までに決裂したことを受け、運河庁が13日、船の差し押さえ手続きに入り、裁判所が差し押さえ命令を出した。

 請求額の内訳は離礁作業の費用と損失額がそれぞれ3億ドル(約328億円)などとなっている。詳しい算出根拠は示されていない。

 エバーギブンは3月23日、運河を塞ぐ形で座礁し、約1週間にわたり運河の航行が遮断された。

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1985673 0 国際 2021/04/14 20:20:00 2021/04/14 21:13:31 2021/04/14 21:13:31 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210414-OYT1I50092-T.jpg?type=thumbnail

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