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バイデン氏「米史上最長の戦争を終わらせる時」…アフガン撤収を正式表明

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 【ワシントン=横堀裕也、テヘラン=水野翔太】米国のバイデン大統領は14日の演説で、「米史上最長の戦争を終わらせる時だ」と述べ、米同時テロから20年となる9月11日までに、アフガニスタン駐留米軍(約2500人)を完全に撤収させると正式に表明した。5月から順次開始し、無条件で断行する。

 トランプ前政権とアフガンの旧支配勢力タリバンが結んだ和平合意では、完全撤収の期限を4月末と定めていた。バイデン氏は合意の見直しも模索したが、期限を延長して完全撤収に踏み切る方針に転じた。

 ホワイトハウスで演説したバイデン氏は、「理想的な撤収条件を作り出すために駐留継続を繰り返すことは出来ない」と訴え、現地の戦況にかかわらず、無条件で撤収を進める決意を強調した。

 バイデン氏は、米軍が同時テロの首謀者ウサマ・ビンラーディンを殺害し、国際テロ組織アル・カーイダの攻撃能力を低下させたことなどを挙げ、「我々はアフガンに進攻した目的を既に達成している」と断言した。その上で、「中国との厳しい競争に対処するために米国の競争力を強化しなければならない」と指摘し、対中政策に資源や人材を集中的に投じる姿勢を鮮明にした。

 また、「我々の外交的、人道的な活動は続いていく」とし、アフガン政府とタリバンの和解協議を米政府が後押しする考えを強調した。

 ただ、タリバンが和解協議に応じるかどうかは見通せない。タリバンの報道官は14日、バイデン氏の演説に先立ち、ツイッターに「外国部隊の駐留継続は和平合意に反する。責任は合意に反した者にある」と投稿した。

 共和党重鎮のリンゼー・グラハム上院議員が、「一方的な撤収宣言はテロリストを勢いづかせるだけだ」と語るなど、アフガンの治安悪化を危惧する声は米国内でも上がっている。

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1987111 0 国際 2021/04/15 12:50:00 2021/04/15 12:50:00 2021/04/15 12:50:00

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