中国共産党の党員数、最多の9514万人に…ホワイトカラー層が増加

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 【北京=南部さやか】中国共産党は30日、党員数が6月5日時点で、過去最多の9514万8000人に達したと発表した。民間企業や国営企業に勤めるホワイトカラーの党員(2568万人)が、党最大勢力の農民ら(2581万人)に迫る勢いで、党員構成の変化が顕著になっている。

28日、北京で行われた中国共産党創立100年を記念する公演で、スクリーンに映し出された習近平国家主席の映像(片岡航希撮影)
28日、北京で行われた中国共産党創立100年を記念する公演で、スクリーンに映し出された習近平国家主席の映像(片岡航希撮影)

 党中央組織部の統計によると、企業勤めの党員に党や政府機関で働く党員を合わせた3346万人は、農民ら「農牧漁民」に出稼ぎ労働者ら「工人」を合わせた3229万人をすでに超えた。

 愛知県立大の鈴木隆准教授(中国政治)は「労働者と農民を中心に生まれた党の正統性が損なわれつつある。多様な階級や階層を抱え込み、一党支配の難しさが露呈している」と指摘する。

 党の支持基盤を拡大するため、2002年に民間企業家などの入党が認められたことが背景にある。 習近平シージンピン 政権では、反腐敗と米中対立を背景に、党員の質を高めるため入党者数を絞り込んだ。

 党は7月1日に創設100年の記念式典を迎える。国営新華社通信は1921年の創設時には約50人だった党員が拡大し、「人口14億人の大国で長期間にわたって政権を握った」と報じた。

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2168018 0 国際 2021/06/30 18:53:00 2021/07/01 00:15:12 2021/07/01 00:15:12 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210630-OYT1I50101-T.jpg?type=thumbnail

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