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トランプ氏一族の企業、脱税などで起訴…CFOへの手当約2億円を帳簿外で支給

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 【ニューヨーク=寺口亮一】ニューヨーク州マンハッタン地区検察は1日、トランプ前大統領のビジネスを巡る不正疑惑に関連し、脱税など計15の罪でトランプ氏一族の中核企業「トランプ・オーガニゼーション」と、最高財務責任者(CFO)のアレン・ワイセルバーグ被告(73)を起訴したと明らかにした。

トランプ前米大統領
トランプ前米大統領

 トランプ氏本人は起訴されておらず、同社側も徹底抗戦する構えだが、次期大統領選もにらみ政治活動を再開しているトランプ氏への打撃は必至だ。同社の不正疑惑に絡む起訴は初めて。

 起訴状では、ワイセルバーグ被告は2005年3月~今年6月、同社から計約176万ドル(約1億9600万円)の手当を受け取ったのに税務当局に申告せず、所得税約90万ドルの支払いを逃れ、約13万ドルの税還付も不正に受けていたとしている。同社は手当を、マンハッタンの高級アパートの賃料や高級車のリース代、家族が通う私立学校の授業料といった形で、帳簿外で支給していたという。

 ワイセルバーグ被告は1日、裁判所に出廷し、起訴事実を否認した。トランプ氏は1日の声明で、「急進左派の民主党による政治的な魔女狩りだ」と反発した。

 米メディアによると、同社には資産価値を不正に操作した疑惑があり、同地検は、トランプ氏も関与したとみて、同社に長年勤務するワイセルバーグ被告から協力を引き出そうとしているという。

 マンハッタンの大陪審は6月30日までに起訴相当と判断した。

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2173661 0 国際 2021/07/02 14:03:00 2021/07/02 14:03:00 2021/07/02 14:03:00 ドナルド・トランプ元米大統領。2018年9月26日撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210702-OYT1I50067-T.jpg?type=thumbnail

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