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仏・独首脳に人権への「深刻な懸念」伝えられた習近平氏、批判受け付けぬ姿勢を改めて示す

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 【北京=田川理恵、ベルリン=石崎伸生】フランスのマクロン大統領とドイツのメルケル首相は5日、中国の 習近平シージンピン 国家主席とオンライン形式で会談した。仏大統領府の発表によると、マクロン、メルケル両氏は中国・新疆ウイグル自治区の人権状況について「深刻な懸念」を伝えた。

マクロン仏大統領(AFP時事)
マクロン仏大統領(AFP時事)
メルケル独首相(ロイター)
メルケル独首相(ロイター)

 マクロン氏らは、新疆の少数民族を念頭に、強制労働を完全に停止するよう強く求めた。欧州では新疆特産の綿が強制労働で生産されているとして、これを使用した疑いのある企業などが問題視されている。1日には仏司法当局が「ユニクロ」の仏法人などへの捜査を開始したことが明るみに出たばかりだ。

 一方、中国外務省によれば、習氏は「主権と安全、発展の利益を断固守り抜く」と述べ、新疆や香港を巡る問題で批判を受け付けない姿勢を改めて示した。

 習氏は、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」について「共通の発展の機会を作り出すものだ」と強調し、「欧州が国際情勢の中で更なる積極的な役割を果たし、戦略的な自主性を体現することを希望する」と述べた。欧州側が米国のバイデン政権と対中圧力で足並みをそろえることをけん制した発言とみられる。

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2182578 0 国際 2021/07/06 10:40:00 2021/07/06 10:50:33 2021/07/06 10:50:33 French President Emmanuel Macron gestures as he delivers a speech during the inauguration ceremony of the "Made in France" exhibition organised at the Elysee Presidential Palace in Paris on July 2, 2021, to highlight the "Made in France" industry. (Photo by Ludovic MARIN / POOL / AFP) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210706-OYT1I50035-T.jpg?type=thumbnail

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