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【ワシントン=蒔田一彦】米国のブリンケン国務長官は19日、ワシントンで、ベラルーシの反政権派の象徴的存在であるスベトラーナ・チハノフスカヤ氏と面会した。チハノフスカヤ氏は米国の支援拡大を求めて18日から訪米している。

米国務省の発表によると、両氏は「(ベラルーシの)ルカシェンコ政権による弾圧を終わらせ、全ての政治犯を無条件で釈放し、国際的な監視の下で新たな大統領選挙を行うことの必要性」を協議したという。

チハノフスカヤ氏は昨年夏の大統領選で次点となった。ルカシェンコ政権が反政権派の弾圧を強める中、国外での活動を余儀なくされている。
チハノフスカヤ氏はブリンケン氏との握手写真をツイッターに投稿し、「市民社会への支援を強化し、政権に経済的・政治的な圧力をかけるよう米国に訴えた」と書き込んだ。