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米国務副長官、25日に訪中へ…「重大な懸念や利益が一致する分野について協議」

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 【ワシントン=蒔田一彦】米国務省は21日、ウェンディー・シャーマン国務副長官が25、26日に中国・天津を訪問すると発表した。 王毅ワンイー 国務委員兼外相らと会談するという。シャーマン氏は日本や韓国などアジアを歴訪中で、当初発表した日程に中国は訪問先に含まれていなかった。

 国務省は今回の訪中について、「中国の行動について我々が重大な懸念を抱いている分野や、我々の利益が一致している分野について協議する」としている。シャーマン氏は、中国によるサイバー攻撃や少数民族弾圧、台湾情勢などを巡る米国の懸念を伝える一方、気候変動対策などでの協力を求めるものとみられる。

 バイデン政権高官では、4月にジョン・ケリー気候問題担当大統領特使が上海を訪れた。国務省高官の訪中が明らかになるのは初めて。米政府は、対面での米中首脳会談の開催に前向きな姿勢をみせており、シャーマン氏は会談実現の可能性を模索するとみられる。

米の対中戦略「多角的な関係」…国務副長官

 来日中のウェンディー・シャーマン米国務副長官は21日、東京都内の米大使公邸で日本の記者団と懇談し、バイデン政権の対中戦略について、対抗と協調が併存する「多角的な関係」を追求していると述べた。

 シャーマン氏は、中国による新疆ウイグル自治区での人権抑圧や南・東シナ海での海洋進出などを非難し、これに「対抗する」と語った。「日本と協力して法に基づく(国際)秩序」を守るとも述べた。その上で中国と「協力できる分野」として、感染症制圧や麻薬対策、軍備管理などを挙げた。

 朝鮮半島情勢については「北朝鮮に関与する用意がある。北朝鮮が(非核化に向けた米国との)対話に同意することを望む」と述べた。(国際部 武田佐和子)

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