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イランで干ばつ深刻化、異例の体制批判デモに発展

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 【テヘラン=水野翔太】イランで干ばつが深刻化し、水不足に悩む住民が最高指導者アリ・ハメネイ師を批判する異例の事態となっている。ハメネイ師は住民支援を急ぐよう政府に指示した。8月に発足するエブラヒム・ライシ新政権にとって難題となりそうだ。

 国営通信などによると、南西部フゼスタン州内の20を超える市や町で、今月15日以降、住民らが「のどが渇いた」「水は誰にも与えられるべきだ」などと叫び、行進した。一部は暴徒化し、タイヤに火をつけて治安部隊の行く手をふさぎ、「独裁者に死を!」と叫んだ。イランで最高指導者批判は重罰に相当する。

 州都アフワズの薬剤師アリ・グチャニさん(55)は26日、電話取材に「肌荒れに悩んで薬局に来る人が後を絶たない。川底に残った汚染水で体を洗っているからだ」と訴えた。現地では気温50度超の暑さで湿地が枯れ果て、放牧されていた水牛が大量死した。感染症などの流行も懸念されているという。

 ハメネイ師は23日、「抗議者らを責めてはならない」と述べ、治安部隊に対し、デモ隊への暴力は避けるよう指示した。イラン指導部は2019年、米国の経済制裁にあえぐ国民による反体制デモを弾圧し、300人以上を殺害したとして、米欧などから批判された。

 水不足の原因として、体制が国民の支持固めのため巨額の補助金を費やし、水道料金を極端に安く抑えたため、乱用を招いた、と指摘される。

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