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「無能」「粉飾候補だ」韓国大統領選の候補者、激しい非難合戦

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 【ソウル=上杉洋司】来年3月の韓国大統領選に向け、 文在寅ムンジェイン 大統領(68)の左派系与党「共に民主党」の候補者争いが激化している。支持率で先行する 李在明イジェミョン ・京畿道知事(56)と、追い上げる 李洛淵イナギョン ・元首相(68)の非難合戦の様相を呈しており、本選にしこりを残す懸念が強まっている。

後継者

 韓国の憲法は大統領任期を1期5年と定めており、再選を認めていない。このため、「共に民主党」は文氏の後継者を大統領選に擁立する必要がある。後継者選びの予備選として、事前登録した有権者と党員らによる投票を9~10月に全国各地で順次実施し、10月中旬までに最終的な党擁立候補を選出する予定だ。

 現在6人が党擁立候補の座を争っており、世論調査会社リアルメーターによると、李在明氏が支持率25・5%で先行し、李洛淵氏が16・0%で追う展開となっている。

 予備選日程が迫るにつれて争いは激しさを増している。1日には、李在明氏側が、李洛淵氏について、党代表時代に野党の勢力拡大を招いた「無能な党代表」とこき下ろした。李洛淵氏側は、李在明氏が実績を誇張しているとして「粉飾候補だ」と批判している。

主流派

 李在明氏は、国民1人あたり年100万ウォン(約9万5000円)のベーシックインカム(最低生活保障)支給を主張するなど、急進的な格差対策を掲げる。与党内で異端的な存在だが、歯切れの良い発言で有権者の人気を集めている。

 これに対し、李洛淵氏は基本的に文政権の政策路線を踏襲する立場だ。ベーシックインカムについても効果を疑問視し、「時期尚早だ」と主張する。6月末に8・4%だった支持率は、この約1か月でほぼ2倍に跳ね上がった。李在明氏の過去のスキャンダルや失言が報じられたのに対し、李洛淵氏の安定感が評価されたようだ。

 文氏を支持するグループが、李洛淵氏の支援に回ったとの見方もある。党内で最大の人数を抱える主流派だ。東亜日報によると、文氏支持派は独自候補擁立を模索してきたが断念し、多くが李洛淵氏や 丁世均チョンセギュン 前首相(70)の支持に回りつつあるという。

 李在明氏は、前回大統領選の党内予備選で文氏と激しく対立した経緯があり、それも尾を引いているとみられる。

本選

 野党側では、7月30日に保守系最大野党「国民の力」入りした 尹錫悦ユンソクヨル 前検事総長(60)が有力視されている。本選が李在明氏と尹氏の対決になったらどちらに投票するか、7月の世論調査で李洛淵氏の支持者に聞いたところ、31・3%が尹氏を支持すると回答したという。予備選後の党内融和が大きな課題になりそうだ。

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