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タリバン「全土掌握」で親米政権は崩壊…国外脱出しようと空港に市民ら殺到

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 【テヘラン=水野翔太】アフガニスタンのイスラム主義勢力タリバンが15日、首都カブールを制圧し、全土掌握を宣言した。米同時テロ後の米軍進攻によるタリバン政権崩壊から20年を経て、アフガニスタンは「テロの温床」に逆戻りする懸念が高まっている。

15日、カブールの大統領府を占拠するタリバン戦闘員ら=AP
15日、カブールの大統領府を占拠するタリバン戦闘員ら=AP

 アシュラフ・ガニ大統領は国外に退避し、親米民主政権は崩壊した。中東カタールの衛星テレビ局アル・ジャジーラは、タリバン戦闘員らが大統領府を占拠する様子を伝えた。米国のバイデン政権がアフガン駐留米軍の引き揚げを進める中、タリバンは各地でアフガン政府軍を圧倒して急速に支配地を拡大していた。

 首都陥落は予期されておらず、カブールの国際空港には、国外に脱出しようとする市民らが殺到してパニックが起きた。米欧諸国も外交官ら駐在要員の退避を急いでいる。

 米国のバイデン政権は15日、米大使館員らの退避を加速させるため、米兵を追加派遣して現地部隊を6000人規模に増強すると発表した。その一方で、ブリンケン米国務長官は「駐留継続は米国の国益に合致しない」と述べ、月内に米軍撤収を終える方針に変わりはないと強調した。

 本紙通信員によると、タリバンの首都制圧の際に目立った戦闘は起きなかった。制圧から一夜明けた16日朝現在、カブール市内に政権側の治安部隊の姿はなく、タリバン戦闘員らが 闊歩 ( かっぽ ) しているという。

 カブールを離れたガニ氏は15日、「流血の事態を避けるため」としてタリバンに権力を委ねる意向をフェイスブックで表明した。米メディアは退避先をウズベキスタンと伝えている。

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2289027 0 国際 2021/08/16 21:52:00 2021/09/14 22:00:03 2021/09/14 22:00:03

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