米軍機にしがみつくアフガンの市民ら、離陸後に高さ数十mから落下し死亡か

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 【テヘラン=水野翔太】アフガニスタンの首都カブールの空港で16日、増派に伴って到着した米兵が警備任務を開始した。米大使館員らの退避を支援するためだが、イスラム主義勢力タリバンの支配再来を恐れて国外脱出を求める市民が殺到し、空港は大混乱が続いた。

 米国防総省の発表では、任務には米兵約2500人が当たっている。今後、さらに500人増員するという。

16日、カブールの空港で米軍機を取り囲む市民ら(AP)
16日、カブールの空港で米軍機を取り囲む市民ら(AP)

 本紙通信員によると、航空券やパスポート、渡航ビザ(査証)がなくても米国の軍用機で出国できるとのうわさが広がり、空港には家族連れら数千人が押し寄せた。一部は空港の外壁をよじ登って敷地内に入り、滑走路になだれ込んだ。

 米メディアによると、米軍はヘリコプターを低空飛行させるなどして、市民らを滑走路から押し戻した。空港に入ろうとする市民とこれを制止しようとする米兵がにらみ合う場面もあった。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は、16日に空港で少なくともアフガン人8人が死亡したと伝えた。そのうち2人は武装していたとして米兵に射殺されたという。英BBCが報じた映像によると、複数の市民が米軍機にしがみつき、離陸した後に数十メートルの高さから落下した。2人が死亡したとの報道もある。

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