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「命の心配せず生きたい」アフガン難民の女子中学生、収容所で恐怖の毎日

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 イスラム主義勢力タリバンの支配から逃れようと、アフガニスタンから欧州を目指して出国する人が後を絶たない。長く険しい道のりを越え、ようやくたどり着いた欧州の玄関口・トルコで、難民らは大きな困難に直面していた。

        ◇

 8月31日に訪れたトルコ東部ワン郊外の違法入国者収容施設は、高さ5メートルの防壁で囲まれ、武装兵が目を光らせていた。外から見上げると、収容室の窓全てに鉄条網が張られている。

 窓越しに、記者に気付いた難民が一斉に英語で叫びだした。「ヘルプ ミー!」(助けてくれ!)

 施設は、定員の750人にほぼ達しており、収容者は1年後に施設を出される。ワン県移民管理局のジュマ・オクルジャ局長は「難民申請が認められれば、トルコや第三国で滞在できる」と話しつつ、祖国に強制送還となる可能性を否定しなかった。

 「誰にお願いすれば、助けてくれるの」。取材が許された収容者の女子中学生ファトマ・ムハンマドさん(14)は中庭で涙をぬぐった。

 自宅があったアフガニスタン北部マザリシャリフは7月中旬から、タリバン戦闘員が 闊歩かっぽ し始めた。全身を覆うブルカの着用を義務付けられ、女子学校は新学期の再開が危ぶまれた。戦闘員との結婚が強要されるといううわさも広がった。母親と姉妹3人は自宅を売り払い、密航業者に1人1000ドル(約11万円)を渡して欧州を目指した。8月上旬にトルコに入ってすぐに捕まった。

 アフガンに送還される恐怖に毎日、さいなまれる。「明日の命の心配をせずに生きたい。勉強を続けたい。そんなことを望んではいけないのでしょうか」。ファトマさんは大声で訴えた。

 

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