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死刑判決受けた男が「黒社会」に戻り再び事件…共産党特別チームが解決するドラマ人気

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 【北京=大木聖馬】中国で、実際に起きた事件や社会問題を基に創作された黒社会(暴力団)摘発のドラマが人気を呼んでいる。ドラマ制作には、反腐敗(汚職)闘争を権力集中につなげてきた 習近平シージンピン 政権の意向も反映されている。

習近平・中国国家主席
習近平・中国国家主席

 ドラマは「掃黒風暴」(全28回)。汚職の 冤罪えんざい で警官の職を追われた主人公が、共産党中央の派遣した特別チームと共に、地元政府や公安・司法当局の 庇護ひご を受けた黒社会の事件を暴く内容だ。国営中央テレビなどが8月に放映を始め、動画配信サイトでは今月21日までに累計49億回以上、再生された。

 ドラマの素材は、党で司法・警察を統括する党中央政法委員会が指定した実際の事件から選ばれた。雲南省で死刑判決を下された男が出所して黒社会に戻り、再び事件を起こした事案や、学生がオンラインの高利貸を利用して返済不能に陥り、風俗店で労働を強いられた問題などを取り上げた。

 中国紙・新京報によると、中央政法委が脚本の創作段階から直接指導した。ドラマ内の事件は、党の特別チームのトップが指導する形で解決していき、警察が「黒社会取り締まりには皆さんの支持と協力が必要だ」などと訴え、視聴者を引きつけようとする場面もある。

 重要政治イベントの党大会を来秋に控え、反腐敗闘争の成果が市民に還元されていることをドラマを介して示し、習政権の求心力強化につなげる思惑も透ける。

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2385263 0 国際 2021/09/21 21:48:00 2021/09/22 09:20:45 2021/09/22 09:20:45 習近平・中国国家主席。2019年12月20日撮影。 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210921-OYT1I50147-T.jpg?type=thumbnail

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