読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

台湾の蔡総統「かつてなく厳しい挑戦」、中国の軍事的威嚇に警戒感

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 【台北=杉山祐之】台湾の 蔡英文ツァイインウェン 総統は10日、台北で行われた「双十節」(建国記念日に相当)の式典で演説し、中国が軍事的威嚇などを通じて強める台湾への統一圧力について、「現状維持が我々の主張だ。現状の一方的変更は全力で阻止する」と述べ、現在の自立した台湾の地位を守っていく強い決意を示した。

10日、台北で開かれた双十節の式典で演説する蔡英文氏=AP
10日、台北で開かれた双十節の式典で演説する蔡英文氏=AP

 中国の 習近平シージンピン 国家主席が前日、辛亥革命110年記念大会で統一に強い意欲を示したことには直接言及しなかった。その上で「北京当局は、改革開放以来の政治経済の発展方向を調整した」と指摘し、国際的な摩擦をいとわずに台湾を威嚇する習氏の「強国路線」への警戒感をにじませた。

 「南西空域で常態化した中国軍機の活動(防空識別圏進入)が、我々の安全に重大な影響を及ぼしている」として、「かつてなく厳しい挑戦」に直面しているとの認識を示した。

 蔡氏は「両岸(中台)の対立は対等な対話を通じて解決しなければならない。両岸関係の緩和を期待している」と、改めて対話を呼びかけた。中国が武力発動要件の一つに「台湾独立」を挙げているのを念頭に「我々がむやみに進むことはない」と語り、台湾側から「独立」に動くことはないとの考えを重ねて示した。

 一方、対話要求は屈服ではないとの立場も強調した。「台湾人民が圧力に屈すると考えてはならない。我々は引き続き防衛力を充実させ、自らを守る決意を示し、中国が定めた(統一の)道を強制的に歩かされないようにする」と述べた。「台湾は民主主義を守る最前線にある」とも主張した。

 台湾には、最大野党の国民党をはじめ、中台が同じ国に属するという「一つの中国」を認める団体や個人も多く、中国はこうした勢力との連携を重視している。蔡氏は、式典に出席した国民党の 朱立倫ジューリールン ・新主席らを前に、台湾が団結し、「主権」と民主的で自由な生活を守るよう訴えた。

無断転載・複製を禁じます
スクラップは会員限定です

使い方
2436229 0 国際 2021/10/11 23:00:00 2021/10/11 23:00:00 2021/10/11 23:00:00 Taiwanese President Tsai Ing-wen delivers a speech during National Day celebrations in front of the Presidential Building in Taipei, Taiwan, Sunday, Oct. 10, 2021. (AP Photo/Chiang Ying-ying) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/10/20211011-OYT1I50055-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)