読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

戦闘激化のエチオピアで940万人が食糧難に…ヘイト横行、専門家「民族虐殺のリスク高い」

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 【ヨハネスブルク=深沢亮爾】世界食糧計画(WFP)は、エチオピアで政府軍とティグレ人勢力の戦闘が激化する北部ティグレ州とアムハラ州を中心に、推計940万人が深刻な食糧難に陥っていると発表した。国連の専門家は、特定民族対象のヘイトスピーチ(憎悪表現)が横行し、「民族虐殺のリスクが高まっている」とも警告している。

世界食糧計画(WFP)
世界食糧計画(WFP)

 WFPの26日付の発表によると、ティグレ人勢力が首都アディスアベバに向けて南進し、戦闘地域が広範囲に拡大したことで人道危機はさらに深刻化した。政府軍が各地の道路を封鎖した影響で支援の多くは滞り、両州で調査した乳児を持つ母親と妊婦の半数が栄養不足だったとも報告した。

 一方、エチオピア政府は25日の声明で、「表現の自由の名を借りてテロリストを支援する者にはしかるべき措置をとる」と警告し、戦闘や戦況に関する自由な報道を禁止した。政府軍の劣勢が伝えられる中、士気を保つ狙いがあるとみられる。国営放送は連日、アビー・アハメド首相が軍を指揮したとされる地域周辺での政府軍の攻勢のニュースを大々的に伝えている。

 ロイター通信は、陸上男子1万メートルでアトランタ、シドニーの両五輪で金メダルを獲得し、「皇帝」の呼び名で知られたハイレ・ゲブレシラシエ氏が政府軍に志願したと伝えた。国連は、人道危機の回避のために繰り返し停戦を呼びかけるが、戦時体制を整えるエチオピア政府とティグレ人勢力が現段階で交渉に応じる可能性は小さいとみられている。

無断転載・複製を禁じます
スクラップは会員限定です

使い方
2558003 0 国際 2021/11/29 22:14:00 2021/11/29 22:14:00 2021/11/29 22:14:00 キャプション別送り1961年に設立された国連機関である世界食糧計画(WFP)。本部はローマにある https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/11/20211129-OYT1I50121-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)