アフリカ渡航歴ない人から「オミクロン株」検出…「考えられていたより前から欧州に存在」

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 【ブリュッセル=畠山朋子、ロンドン=池田慶太】オランダ保健当局は11月30日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が、アフリカ南部への渡航歴のない人から検出されたと発表した。検体は南アフリカでオミクロン株の検出が判明した11月24日より前に採取されていた。英国やドイツでも同様の事例が出ており、欧州で早い段階から感染が広がっていた可能性がある。

 オランダ当局の発表によると、11月19日と23日に検査を受けた2人の人物からオミクロン株が検出された。

 オランダでは、26日に南アから到着した航空便の乗客13人がオミクロン株に感染していたことが判明したが、それより前から感染者がいたことになる。欧州メディアは「これまで考えられていたより前からオミクロン株が欧州に存在していた」(英紙インデペンデント)と伝えている。

 英北部スコットランドでも30日、海外渡航歴のない人々の間で市中感染が起きた可能性があることが明らかになった。スコットランド自治政府の発表によると、11月23日前後に新型コロナの検査を受けた9人からオミクロン株が見つかった。9人とも渡航歴はなく、20日に同じ私的イベントに参加していたという。

 独DPA通信によると、ドイツでは30日、東部ライプチヒの病院が、海外に渡航していない男性(39)がオミクロン株に感染した疑いが強いと発表した。

 欧州疾病対策センター(ECDC)によると、30日現在、欧州連合(EU)域内では11か国で計44人のオミクロン株感染が確認されている。EUの執行機関・欧州委員会は1日、加盟国に追加接種の加速を呼びかけた。

 一方、ナイジェリアやサウジアラビア、ブラジルでもオミクロン株の感染が確認された。

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