米韓「台湾海峡の安定の重要性を確認」…安保共同声明に「台湾」初めて盛り込む、中国の反発必至

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 【ソウル=上杉洋司】米国のオースティン国防長官と韓国の 徐旭ソウク 国防相は2日、ソウルで米韓定例安保協議(SCM)を開き、「台湾海峡の平和と安定の重要性を確認する」と明記した共同声明を採択した。聯合ニュースによると、SCMの共同声明に台湾問題が盛り込まれるのは初めてで、中国が反発するのは必至だ。

オースティン米国防長官(AP)
オースティン米国防長官(AP)

 オースティン氏は協議後の記者会見で、中国の軍事力強化に懸念を示し、「中国が米国と同盟国に向けている全ての脅威を防御し、抑制する」と強調した。徐氏は、「韓米は全世界の平和と安定の維持のため緊密に協力していく」と述べるにとどめた。

 SCM開催はバイデン政権下では初めて。米韓は5月のバイデン大統領と 文在寅ムンジェイン 大統領の首脳会談の共同声明でも台湾問題に言及し、中国が「火遊びをするな」と反発した。韓国は米中対立に曖昧な態度を取ることが多いが、今回の共同声明は、バイデン政権の強い意向が反映されたようだ。

 北朝鮮問題については、核兵器やミサイルに米韓が共同対応するための新しい「作戦計画」の策定や、来年の合同軍事演習実施に向けた協力などが盛り込まれた。日米韓の安全保障面での協力の重要性も確認した。

 文大統領は来年5月の任期末までに朝鮮戦争(1950~53年)の終戦宣言実現を目指すなど、北朝鮮との関係改善に向けた意欲は強い。オースティン氏は「北朝鮮に対話を呼びかけると同時に、(米韓の)防衛態勢を向上させねばならない」とクギを刺した。

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