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【ニューヨーク=村山誠】米国南部・中西部で10日夜から11日にかけて発生した竜巻被害で、ケンタッキー州のアンディ・ベシア知事は11日午後の記者会見で、州内の犠牲者が100人を超える可能性があるとの見方を示した。
米CNNなどによると、少なくとも6州で30を超える竜巻が発生し、多くの建物が倒壊、損壊した。ケンタッキー州メイフィールドでは、ろうそく工場が倒壊し、当時中にいた約110人のうち、救出された人は約40人にとどまっている。イリノイ州では通販大手アマゾンの物流倉庫が被害を受け、少なくとも6人が死亡。テネシー、アーカンソー、ミズーリ州でも死者が出ている。
被害地域は広範囲にわたり、被害の全容がいまだ把握しきれていない中、各地で懸命の捜索救助活動が続いている。