英で「パーティーゲート疑惑」…「首相はウソをついている」との指摘も

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 英国内のコロナ感染はロンドンなど都市部に集中しており、地方では行動の制約に対して反発が強い。保守党はそうした地方を地盤とする議員が少なくない。それに加えて今回の大量造反を招いたのが、ジョンソン氏の政権運営に対する根本的な不信感の広がりだ。

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 ジョンソン氏は2019年7月、欧州連合(EU)離脱の断行を掲げて首相に就任。半年後の総選挙で大勝し、一時は60%台後半の高支持率を誇った。ところがその後、EU離脱の影響による物価高騰やコロナ禍の打撃に見舞われ、支持率は下降線をたどる。今年5月、首相の元側近が政権のコロナ対応の迷走ぶりを暴露したことも響いた。

 さらに追い打ちとなったのが、昨年12月に首相官邸で開かれたパーティーの問題だ。国民に厳格な外出制限が課されていた時期に、何十人もの政府職員が深夜まで飲食しながらパーティーゲームに興じていたことが、先月末の大衆紙の報道で発覚。米ウォーターゲート事件にちなんで「パーティーゲート疑惑」と名付けられ、他メディアも次々と出席者の証言などを報じている。

 ジョンソン氏は関与を否定し、「激怒している」と述べて関係者の責任を問う考えを示したが、「首相はウソをついている」(野党議員)との見方もある。

 ジョンソン氏の求心力低下は避けられそうにない。最新の世論調査では、支持率は就任後最低の24%に落ち込んだ。今回反対票を投じた保守党議員の一人は英メディアに「首相は態度を改めなければならない」と語り、不信任投票への賛同も辞さない考えを示した。

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