ワクチン未接種の人、長距離列車も利用できず…仏で接種「義務化」の方針

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 【パリ=山田真也】フランスのジャン・カステックス首相は17日、記者会見し、飲食店や美術館、劇場などの利用を、新型コロナウイルスのワクチン接種者に限定する方針を明らかにした。未接種者の行動を大きく制限し、接種を事実上義務化する考えだ。

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 フランスでは現在、飲食店などを利用する際に「衛生パス」の提示が義務付けられている。衛生パスは、ワクチン接種を終えるか、検査で陰性証明をもらえば取得できる仕組みだ。

今年9月、スマートフォンで、新型コロナウイルス検査での陰性証明書「衛生パス」を確認するパリのカフェの店員
今年9月、スマートフォンで、新型コロナウイルス検査での陰性証明書「衛生パス」を確認するパリのカフェの店員

 カステックス氏は、衛生パスを、ワクチン接種済みの人だけに発行する「ワクチンパス」に変更する法案を来年1月に国会に提出すると表明した。実現すれば、未接種者は緊急時を除く病院への通院や、長距離列車の利用もできなくなる見通しだ。

 フランスでは、人口の76%が2回目のワクチン接種を終えた。カステックス氏は、「数百万人が接種を拒否することで、国全体の命が危険にさらされることは許されない」と述べた。また、来年1月以降は新たな変異株「オミクロン株」が感染の大半を占めるとの見通しを示し、医療提供体制が 逼迫ひっぱく する恐れがあると警告した。

 人が集まりやすい年末年始に向け、大人数での食事などを避けるよう呼びかけたほか、12月31日には自治体による花火打ち上げや、公道での飲酒を禁止することも発表した。

 フランスは、デルタ株を中心とした新型コロナ第5波に見舞われており、1日あたりの感染者が6万人、死者が100人を超える日もある。

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