汚職の最高刑が死刑の中国、海外逃亡の被告に欠席裁判で初の有罪判決

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 【北京=比嘉清太】中国の最高人民法院(最高裁)は18日、海外に逃亡した汚職事件の被告に対し、本人が不在のまま起訴から判決まで手続きを進められる欠席裁判制度を適用し、懲役12年の実刑判決を下したと発表した。 習近平シージンピン 政権が看板政策としてきた汚職摘発運動の継続をアピールする構えだ。

天安門広場
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 中国では2018年の刑事訴訟法改正で欠席裁判が可能となった。重病のため出廷できない被告への適用事例はあったが、海外逃亡した汚職事件の被告を対象とするのは初めて。有罪となれば、違法に得た所得の没収が可能となる。

 今回の被告は、河南省●河市トップだった程三昌・元市共産党委員会書記だ。発表によれば、00年に公金約310万元(約5500万円)を横領し、翌年に逃亡した。

 公判は河南省鄭州市の裁判所で開かれ、被告の近親者から委託を受けた代理人が弁護を行った。最高人民法院は、「被告の権利を十分に保障した」と説明している。

 中国では汚職の最高刑が死刑であることを踏まえ、「逃亡しているにせよ、被告自らに弁護の機会がないのは、人権面で問題ではないか」(人権派弁護士)との指摘もある。

 ※●は、さんずいに「累」

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