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【ロンドン=池田慶太】英国のジョンソン首相は19日の下院で、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大がピークを越えた可能性があるとして、マスク着用義務など大半の規制を撤廃する方針を明らかにした。

公共交通機関や店舗でのマスク着用や、大規模イベントやナイトクラブでのワクチン接種証明の提示について、20日以降、段階的に廃止する。在宅勤務の奨励も打ち切る。
英国ではオミクロン株の感染拡大を受け、今月4日には新規感染者数が過去最多の約22万人を記録したが、19日には約10万8000人まで減少している。
また、ジョンソン氏は「インフルエンザに感染しても隔離を求めないように、自主隔離の法的要求を撤廃する時が間もなく来るだろう」と語り、感染者に義務づけている自主隔離に関し、法的効力が切れる3月24日までに廃止したい意向も示した。