【北京=田川理恵】中国外務省の
汪文斌
副報道局長は21日の定例記者会見で、オーストラリア政府が、豪軍の哨戒機が中国軍の艦艇からレーザーを照射されたと発表したことについて、「事実ではない」と否定した。
北京の天安門広場 中国国防部も21日、ウェブサイトで「中国の艦艇は国際法と慣行に従い、終始安全な操作に努めた」と述べた。哨戒機が4キロ・メートルまで接近したなどと主張し、「挑発的な行為は誤解を招きやすく、双方の安全を脅かす」と批判した。
豪国防省によると、哨戒機は17日、インドネシア東部と豪州北部の間の海上でレーザー照射を受けた。