今世紀初の国連緊急特別総会を招集へ…米、露軍即時撤退など求める決議案採決はかる

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 【ニューヨーク=寺口亮一】国連安全保障理事会は27日、ウクライナ情勢に関する国連緊急特別総会の開催を決めた。同総会の招集は今世紀初めてとなる。28日に初日の会合を開く。米国などは、全加盟国が議論に参加する場でロシア軍の即時撤退などを求める決議案の採決をはかる考えだ。

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国連本部
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 緊急特別総会は、安保理が常任理事国の拒否権行使によって平和の破壊や侵略行為を前に行動できない場合に招集される。ロシア軍の即時撤退などを求める安保理決議案が25日、ロシアの拒否権によって否決されたことを受け、米国とアルバニアが提案していた。

 安保理は27日に採決を行い、開催に必要な9か国を超える米欧など計11か国が賛成。ロシアが反対、中国とインド、アラブ首長国連邦(UAE)が棄権する、25日の安保理決議案と同じ構図となった。今回の採決で拒否権は認められない。

 緊急特別総会開催は、パレスチナ情勢を巡り加盟国の過半数の同意で招集された1997年以来となる。安保理の要請に基づく招集は、中東情勢を議論した82年以来となる。米国のリンダ・トーマスグリーンフィールド国連大使は「総会では戦争を選んだロシアに全加盟国がその声を聞かせることができる」と述べた。

 同総会では、各国代表による演説も行われる。米国が準備している決議案は、安保理決議案と同じ趣旨となる見通しで、3月2日の採決が見込まれている。

 一方、安保理は2月27日、ウクライナの人道状況を協議する緊急会合を28日に開催することも決めた。

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