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【モスクワ=田村雄】ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は2日、中東の衛星テレビ局アル・ジャジーラのインタビューに対し、もし第3次世界大戦が起これば、「核(戦争)以外にあり得ない」と述べた。ウクライナ情勢を巡りロシアに圧力をかける米欧に対し、ロシアは核兵器の使用をちらつかせ、威嚇を強めている。

ラブロフ氏は、米国のバイデン大統領が2月、ウクライナに侵攻したロシアへの対応について「大戦か、制裁かの選択肢がある」と語ったことを指摘。「大戦になるかどうかはバイデン氏に問うべきだ」と述べ、対立の激化は米側に責任があるとの考えを示した。
ロシアは2月末、プーチン露大統領による指示で、露軍の核戦力部隊が「戦闘態勢」に入り、米欧は警戒を強めている。