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ロシアの独立系人権団体によると、ウクライナ侵攻に抗議するデモが13日、ロシア各地で展開された。治安当局はモスクワなど37都市で850人超を拘束した。2月24日の侵攻開始以降の累計拘束者数は1万5000人に迫っている。
人権団体によると、参加者は拘束回避のため、「戦争反対」との文言が書かれたプラカードは使わず、緑のリボンを着用するなどして抗議の意思を表明したが、治安当局に拘束されるケースが相次いだ。6日に実施された前回のデモと比べ、開催都市数は半減した。
露政府系世論調査機関は11日、2月28日から3月6日に実施したプーチン露大統領の支持率に関する世論調査で、プーチン氏を「信任する」との回答が77・4%に達し、侵攻前の調査から上昇を続けていることを明らかにした。プーチン政権には侵攻が支持されていると強調し、反戦機運を封じる意図もあるとみられる。