万博ウクライナ館スタッフ「もう帰る家がない」…31日閉幕、帰国巡り苦悩

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

ウクライナ館の壁一面に貼られたメッセージ。「Stay strong(くじけないで)」などウクライナ人との連帯を示す内容が多い(3月30日、ドバイの万博会場で)=工藤彩香撮影
ウクライナ館の壁一面に貼られたメッセージ。「Stay strong(くじけないで)」などウクライナ人との連帯を示す内容が多い(3月30日、ドバイの万博会場で)=工藤彩香撮影
ウクライナ館でメッセージを残す子どもたち。奥の壁はメッセージで埋め尽くされている(3月30日、ドバイの万博会場で)=工藤彩香撮影
ウクライナ館でメッセージを残す子どもたち。奥の壁はメッセージで埋め尽くされている(3月30日、ドバイの万博会場で)=工藤彩香撮影

 【ドバイ=工藤彩香】アラブ首長国連邦(UAE)で昨年10月から開催されたドバイ国際博覧会(万博)は、3月31日で閉幕日を迎えた。ウクライナ館で同国文化などを紹介してきたウクライナ人のスタッフたちは、母国に帰国するかどうかで頭を悩ませていた。

ウクライナ南部に親露派が「州政府」設置…トップはロシア行政担当者、直接支配進む

 約40人のスタッフの一人、マクシム・イエフィメツさん(24)はウクライナ西部リビウの出身だ。家族は戦闘激化を受け、隣国ポーランドに避難した。自身も当面は別の国で暮らすことを考えているという。「もう帰る家がない。家族と一緒にいたいが、ポーランドは難民であふれ、家も見つからないらしい。しばらくは侵攻の影響が少ない国で暮らしたい」と話した。

 一方、ウクライナ館にはロシア軍の侵攻以降、来館者から多くの連帯のメッセージが寄せられている。1階から3階までの展示スペースの壁は、「くじけないで」、「ウクライナに平和を」などと書かれた色とりどりの紙でびっしりと埋め尽くされている。

 スタッフによると、侵攻の数日後にメッセージが寄せられ、今では数千枚以上になった。メッセージは今後、前線の兵士や市民を勇気づけるために活用する予定という。

ウクライナ侵略、最新ニュースと分析
スクラップは会員限定です

使い方
「国際」の最新記事一覧
2884049 0 国際 2022/03/31 23:27:00 2022/03/31 23:27:00 2022/03/31 23:27:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/03/20220331-OYT1I50143-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込みキャンペーン

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)