グテレス国連総長と会談のプーチン氏、歩み寄り見せず…停戦交渉停滞でウクライナ非難

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 【ニューヨーク=寺口亮一】ロシアのプーチン大統領は26日、モスクワを訪問した国連のアントニオ・グテレス事務総長と会談した。露大統領府の発表によると、ウクライナ侵攻を巡る停戦協議について、交渉が停滞している理由はウクライナ側にあるとの批判を繰り返した。プーチン氏に歩み寄りの姿勢は見られず、先行きは見通せない状況だ。

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26日、モスクワで会談するプーチン露大統領(左)と国連のグテレス事務総長(ロイター)
26日、モスクワで会談するプーチン露大統領(左)と国連のグテレス事務総長(ロイター)

 プーチン氏は停戦協議について「軍事作戦が進行中だが、外交的に合意に達することを期待している。拒否していない」と述べたという。ただ、これまでの停戦協議で「重大な突破口が開かれた」ものの、首都キーウ(キエフ)近郊ブチャなどで多くの民間人殺害が明らかになった後、ウクライナ側が「退いた」とし、改めて非難した。

 また、民間人殺害への露軍の関与を否定し、軍事作戦を東部の「ロシア系住民の保護」と正当化する従来の主張も繰り返した。

 一方、国連の発表によると、ウクライナ南東部マリウポリで、アゾフスタリ製鉄所に避難している約1000人とされる民間人の退避について、プーチン氏は国連と赤十字国際委員会が関与することに原則、同意した。国連と露国防省がさらに協議を続けるという。

ロシアのプーチン大統領(AP)
ロシアのプーチン大統領(AP)
グテレス国連事務総長
グテレス国連事務総長

 だが、プーチン氏は会談で「ウクライナ軍が(民間人を)退避させる義務がある」との立場を強調。ウクライナ政府は、露軍の攻撃継続で退避が遅れていると非難しており、安全な退避が実現するかも不透明だ。

 グテレス氏は28日にウクライナを訪問し、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領とも会談する。

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