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【ワシントン=横堀裕也】米国のペロシ下院議長は、米議員団と共にウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪れ、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談したと1日に発表した。4月24日には国務、国防長官がキーウを訪問したばかりで、米国としてウクライナとの連帯を強調する狙いだ。

ペロシ氏は声明で、「米国は断固としてウクライナを支持する。我々は、この明確なメッセージを世界に発信するためにキーウを訪れた」と述べた。ゼレンスキー氏は軍事、経済、人道面にわたる支援継続を求めたといい、ペロシ氏は、「追加の支援を準備している最中だと伝えた」と明らかにした。
バイデン米大統領はウクライナ支援に関し、330億ドル(約4兆3000億円)の追加予算を計上するよう米議会に求めている。ペロシ氏は要請を踏まえ、「ウクライナの人々を支援するために必要な行動を取る用意がある。戦いが終わるまで支援は続く」と強調した。
ゼレンスキー氏は1日、自身のSNSで、米国をウクライナ支援の「リーダーだ」と称賛し、「我が国の主権と領土の一体性保護に対する支援に感謝する」と謝意を表明した。