メモ入力
-最大400文字まで
完了しました
【ソウル=上杉洋司】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮が4日午後0時3分頃、

ミサイルは移動式発射台(TEL)から発射されたとみられ、飛距離約470キロ・メートル、高度約780キロ・メートル、最高速度マッハ11程度と推定。韓国当局の間では、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」の飛距離を調整して発射したとの見方もある。
防衛省によると、ミサイルは日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下し、船舶などへの被害は確認されていない。通常より高い角度で打ち上げられ、迎撃が困難な「ロフテッド軌道」で発射された可能性があるという。
北朝鮮は2月27日と3月5日にも「偵察衛星開発」と称し、順安付近からICBM級の弾道ミサイルを発射した。5月10日に発足する韓国の
日本政府は北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に抗議した。岸田首相は訪問先のローマで記者団に対し、「北朝鮮の行動は地域や国際社会の平和と安全、安定を脅かすものであり、断じて容認できない」と非難し、「米国などとしっかり連携しながら国民の安全のために万全を期す」と強調した。