進化論の礎・ダーウィンのノート、20年ぶり見つかる…図書館の床に置かれたピンクの袋の中から

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

発見されたダーウィンのノート。「生命の樹」のスケッチが描かれている(英ケンブリッジ大図書館提供)
発見されたダーウィンのノート。「生命の樹」のスケッチが描かれている(英ケンブリッジ大図書館提供)

 【ワシントン=冨山優介】20年以上行方不明になっていた英国の自然科学者チャールズ・ダーウィン(1809~82年)のノート2冊が発見されたと、所蔵する英ケンブリッジ大図書館が発表した。進化論の礎となる考えを書き留めた貴重なもので、数億円の価値があるとも言われる。図書館からいつ誰が持ち出したのかはわかっておらず、地元警察が捜査を続けている。

 ノートは、測量船「ビーグル号」での航海を終えたダーウィンが1837年に着想を書き込んだもので、このうち1冊には しゅ が枝分かれしていく概念を示した「生命の 」のスケッチも描かれている。ダーウィンはこの約20年後に「種の起源」を発表した。

 ノートは図書館で保管されていたが、2001年の点検時に行方不明であることが判明。図書館は捜索を続けたが見つからず、ノートが紛失し、盗まれた恐れもあると20年に公表した。

 だが、今年3月、館内の床に置かれたピンク色の袋の中から、保管用の箱に収められたノートが見つかった。司書宛てに、キリスト教の復活祭を祝う「ハッピーイースター」というメッセージも添えられており、何者かが最近戻した可能性を示している。

 司書のジェシカ・ガードナー博士は「はがきサイズの小さなノートだが、科学史に大きな影響を与えた。無事に戻り、 安堵あんど の気持ちは言葉にできない」と話している。

スクラップは会員限定です

使い方
「国際」の最新記事一覧
3003206 0 国際 2022/05/16 10:46:00 2022/05/16 13:34:52 2022/05/16 13:34:52 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/05/20220516-OYT1I50044-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込みキャンペーン

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)