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元内閣官房副長官補の兼原信克氏と上智大の前嶋和弘教授が18日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、米国の対中露戦略について議論した。
米議会の上下両院が超党派の支持でウクライナへの武器貸与を迅速化させる「レンドリース(武器貸与)法案」を可決したことに、前嶋氏は「米国の世論がこれだけまとまるのは驚きだ。(法案を)世論が押している」と分析。兼原氏は北欧2か国の北大西洋条約機構(NATO)加盟申請について「NATOは拡大し、ロシアにとって歴史的な失敗となる」と指摘した。