重要な地位にふさわしくない…「孤立」進むロシア、国際機関ポスト失う

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 【ニューヨーク=寺口亮一】ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアが国際機関のポストを巡って資格停止とされたり、選挙で負けて地位を失ったりするケースが相次いでいる。国際社会の要請を無視して武力行使や人権侵害を続けているためだ。米欧は国際社会でロシアを孤立させ、停戦の実現につなげる狙いだ。

【随時更新】ロシア軍、ウクライナに侵攻…最新ニュース・速報まとめ

 米国のリンダ・トーマスグリーンフィールド国連大使は19日、英誌エコノミストのインタビューでウクライナでの戦争を終わらせる方策を問われ、「ロシアを非難し、孤立させる取り組みを始めている。国連では成功している」と強調した。

 同大使が例示したのが、全加盟国の7割を超える141か国がロシアの軍事侵攻を非難した3月2日の国連総会決議や、国連人権理事会における理事国資格を停止した4月7日の総会の決定だった。

 このほか4月13日には国連経済社会理事会で、年末で任期切れを迎える国連児童基金(ユニセフ)や国連女性機関の基本方針などを決める執行理事会メンバーの改選が行われ、ロシアはいずれも敗退した。

 ロシアはユニセフが創設された1946年以来の執行理事会メンバーで、旧ソ連時代も含めてこのポストを失ったのは初めてだ。会合でロシアの代表は「政治的な攻撃だ」と反発した。

 米欧は、ロシアがウクライナで女性や子どもを含む民間人を無差別に攻撃しているとみている。国連外交筋は「女性や子どもの権利を擁護する国連機関での重要ポストに、ロシアはふさわしくない」と説明する。

 ただ、国際機関からのロシア排除については「懲罰以外の効果が見えにくい。追い出さず説得を続ける手もあるのではないか」(国連外交筋)との声もある。

ウクライナ侵略、最新ニュースと分析
スクラップは会員限定です

使い方
「国際」の最新記事一覧
3021828 0 国際 2022/05/23 05:00:00 2022/05/23 11:26:34 2022/05/23 11:26:34 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/05/20220523-OYT1I50027-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込みキャンペーン

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)