ロシア、東部要衝制圧へ攻勢…長期化視野に戒厳令・総動員令を90日間延長

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 【キーウ(キエフ)=上地洋実】ウクライナ東部ルハンスク(ルガンスク)州の知事は22日、SNSで、露軍が同州の要衝セベロドネツク市に、4方向から同時に突入を図ったと明らかにした。ウクライナ軍が防いだという。

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 露軍は、東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク州)の制圧を目指しており、ルハンスク州は約9割を制圧した。同州の行政上の中心地、セベロドネツクはウクライナ側に残された重要拠点だ。英国防省は22日、「ロシアが目下、戦術上優先している地域の一つ」と指摘した。

 露軍は同市を包囲しようとしているとみられる。ウクライナ軍参謀本部は22日、「露軍が(隣接する)ドネツク州で我々の軍隊の防衛を突破し、ルハンスク州との州境に到達しようとしている」と説明した。ドネツク州の知事は22日、露軍の攻撃で民間人5人が死亡したと発表した。

 ウクライナ国営通信によると、同国の最高会議(国会)は22日、ロシア侵攻後から続く戒厳令と総動員令を90日間延長すると決めた。これまでは1か月ごとの延長だった。ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、露軍を侵攻開始前の位置まで押し戻す意思を示しており、長期化を見越した措置だ。

 一方、南東部マリウポリの市長の顧問は22日、露軍がマリウポリの出入りに関し、許可証を取得させる制度を導入したと明らかにした。マリウポリは露軍が事実上全域を制圧しており、支配強化が進んでいる。

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