ロシア軍が東部要衝への砲撃強化、兵力1万2500人を投入…ウクライナ侵攻3か月

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 【キーウ(キエフ)=上地洋実】ロシアのプーチン大統領の最側近、ニコライ・パトルシェフ安全保障会議書記は24日に公開された「論拠と事実」紙とのインタビューで、ウクライナ侵攻作戦に関し「特定の期限を目指していない」と述べ、長期戦の構えを強調した。24日で3か月が経過したロシアのウクライナ侵攻は出口が見えにくくなっている。

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 パトルシェフ氏は「大統領が掲げた全ての目標を達成する」とも語り、ナチス・ドイツと一方的に同一視しているウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の退陣を断念していないことを示唆した。「ナチズムは100%除去しなければ、数年後に再び台頭する」と述べた。

 露軍は当面の作戦の主眼に据えるドンバス地方(ルハンスク、ドネツク両州)の全域制圧に向け、東部ルハンスク州への攻勢を一段と強めている。ルハンスク州のセルヒ・ハイダイ知事は23日、露軍が州内の要衝セベロドネツク攻略に約1万2500人の兵力を投入し、砲撃も強化していることを明らかにした。

 ハイダイ氏は、露軍がセベロドネツク周辺に兵士500人程度で構成する大隊戦術群(BTG)を25投入しているとの見方を明らかにした。露軍はウクライナで約100のBTGを展開しているとされ、約4分の1が集結していることになる。市内の建物の約9割が破壊されたとされる。ウクライナ軍も応戦している。

 ウクライナのドミトロ・クレバ外相は24日、SNSで露軍によるドンバス地方への攻撃は、第2次世界大戦後の欧州では「最大規模だ」と指摘し、米欧に軍事支援を強化するよう求めた。

 南東部マリウポリの市長顧問は24日、SNSを通じ、露軍の攻撃で崩壊した建物の地下から約200体の遺体が見つかったことを明らかにした。ウクライナの検事総長は23日、米紙とのインタビューで、露軍による戦争犯罪の捜査件数が1万3000件を超えたことを明らかにした。

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