メモ入力
-最大400文字まで
完了しました
ロシア宇宙機関「ロスコスモス」のドミトリー・ロゴジン社長は23日、ラジオ番組で択捉、国後、色丹、歯舞の北方領土の名称について、地元住民が新たに決める必要があるとの考えを示した。ロシアでも4島は日本と同じ名称で呼ばれている。ウクライナ侵攻を受け、米欧とともに対露制裁を行う日本への反発の強まりが発言の背景にあるとみられる。
ロゴジン氏は、4島には「ロシア名」が付けられておらず、「島がロシアに属することを疑う人もいる」と述べた。そのうえで「歯舞群島ならロシアの英雄の船乗りの名前をつけることもあり得る」などと主張した。
露大統領報道官は24日、「地元住民が発案すれば歓迎される」と述べた。
ロゴジン氏は対外政策について強硬な発言をすることで知られている。