ウイグル訪問終えたバチェレ氏、中国に「対テロ」政策の見直し促す…香港巡り「深い懸念」

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 【広州=川瀬大介】中国を訪れていたミチェル・バチェレ国連人権高等弁務官は6日間の訪問日程を終え、28日夜、少数民族ウイグル族らへの人権侵害が指摘される新疆ウイグル自治区の視察を含む今回の訪中について記者会見した。バチェレ氏は、中国政府がウイグル族に向けて実施しているとする「対テロ政策」を、国際的な人権基準に基づいて見直すよう促した。また、中国政府との間で高官による定期的な戦略対話を設立することも明らかにした。

28日、中国広東省広州市で、オンラインで記者会見するバチェレ氏=AP
28日、中国広東省広州市で、オンラインで記者会見するバチェレ氏=AP

 一方、バチェレ氏は、今回の訪中目的は「調査ではない」との見解も示した。中国側はこれまで「交流と協力推進が目的」と位置づけ、人権問題についての調査ではないとの立場を示しており、米欧などが指摘する「強制収容」などの実態解明は困難とみられていた。

24日、新疆ウイグル自治区・ウルムチで、商店街を回り尋問を行う警察官=片岡航希撮影
24日、新疆ウイグル自治区・ウルムチで、商店街を回り尋問を行う警察官=片岡航希撮影

 バチェレ氏は、ウイグル族と同様に当局による弾圧が指摘されるチベット族にも言及し、「言語や宗教、文化の独自性が守られるべきだ」と主張した。民主派への抑圧が進む香港についても「深い懸念」を示した。

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