ロシア国内で「反戦の動き」…撤収を要求する議員、出征拒否で除隊処分の兵士も

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 ウクライナ侵攻への異論を厳しい情報統制で封じているロシアで、侵攻に反旗を翻す動きが相次いで表面化した。露極東沿海地方の議会では、野党議員が本会議中に、プーチン大統領にウクライナ侵攻停止を要請する異例の行動に出た。

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ロシアのプーチン大統領=AP
ロシアのプーチン大統領=AP

 露有力紙コメルサントなどによると、この議員は、共産党のレオニード・ワシュケービッチ氏。27日にウラジオストクで開催された本会議で突如、声明を読み上げた。極東からも兵士が派遣されていることを念頭に「軍事作戦を中止しなければ、我が国の孤児が増えてしまう」と述べ、ウクライナからの撤収を求めた。

 プーチン政権与党「統一ロシア」のオレグ・コジェミャコ知事は、「ロシア軍と、ウクライナでナチズムと戦う人をおとしめる裏切り者だ」と非難した。共産党会派の代表は、ワシュケービッチ氏と、賛同した議員を厳罰に処す方針を明らかにした。

 英字紙モスクワ・タイムズによると、露国内の地方議員が侵攻に公然と反対を表明したのはこれで3人目で、これ以前の2人はいずれも出国したという。

 一方、インターファクス通信によると、露南部カバルジノ・バルカル共和国の軍事裁判所は26日、ウクライナへの出征を拒否した治安組織「国家親衛隊」の隊員115人に対する除隊処分を支持する判断を示した。露当局が、参戦を拒否した兵士の存在を認めたのは初めてとみられる。

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