メモ入力
-最大400文字まで
完了しました
【テヘラン=西田道成】アフガニスタン東部の山岳地帯で22日未明にマグニチュード5・9の地震が発生し、1050人以上が死亡したことを受け、アフガニスタンのイスラム主義勢力タリバン暫定政権は同日、国際社会に救助を要請した。

被害が最も深刻とみられる東部パクティカ州では、倒壊した家屋の下敷きになった人々の捜索や救助が続いているが、豪雨による土砂崩れの影響で難航している模様だ。
ロイター通信は「家で寝ていたら突然部屋が崩れ落ちてきた。地域の家屋は全て破壊された」とする地元住民の声を報じた。救助隊員は「多くの人が土の中に埋まっている」としている。
英BBCによると、タリバン高官から同日、国連に連絡があり、国連のアントニオ・グテレス事務総長が国際社会に援助を求める声明を出した。国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、タリバン政権が被災者の一部に食事とテントを配ったが、水や避難設備などが多数不足しているという。