セベロドネツクからウクライナ軍撤収…州知事「毎日死者が増え、とどまる意味がない」

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 【キーウ(キエフ)=深沢亮爾】ウクライナ東部ルハンスク州のセルヒ・ハイダイ知事は24日、ツイッターで、ロシア軍と激戦になっている要衝セベロドネツク市について、「防衛隊が市内から撤収し、より要塞化した場所に移動する」と投稿した。ウクライナ国営通信によると、国防省は24日夕、同市に隣接するリシチャンスク市一帯も露軍が包囲しようとしていると明らかにした。

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 24日の米CNNによると、ハイダイ氏はセベロドネツク市について、「毎日死者数が増え、市内にとどまることに意味がない」と述べた。露軍は同市のアゾト化学工場に大規模な攻撃を続けており、露軍が同市を近く制圧する公算が大きくなった。

攻撃を受け煙があがるウクライナ東部セベロドネツクのアゾト化学工場(17日)=ロイター
攻撃を受け煙があがるウクライナ東部セベロドネツクのアゾト化学工場(17日)=ロイター

 ハイダイ氏は攻防の中心がリシチャンスク市に移ったとの見方も示した。露国防省は24日夜の声明で、同市周辺の11集落を制圧し、南側を封鎖したと主張した。ウクライナ軍参謀本部は24日夕、同市南郊で露軍を撃退したと発表しており、激しい攻防が続いている。

 ハイダイ氏は24日夕、SNSで、露軍ヘリの空爆を受け、同市に通じる陸橋が破壊されたと明らかにした。人道支援物資の供給ができなくなり、「別の供給路を探す」という。

 ウクライナ軍のワレリー・ザルジニー総司令官は24日、米軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長と電話で会談した。ザルジニー氏はSNSで、「ルハンスク州の状況を安定化させるには、露軍と火砲で対等となる必要がある」と強調し、武器支援を急ぐよう求めたことを明らかにした。

 露軍が再び攻勢を強めている東部ハルキウ市一帯でも24日、激しい戦闘が続いた。ウクライナ軍参謀本部によると、ウクライナ軍は同市から北方のロシア国境に向け突破しようとし、露軍は押し戻そうとしているという。

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