ウクライナ東部セベロドネツク陥落…化学工場に避難の住民らはロシア軍「保護下」か

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 【キーウ(キエフ)=深沢亮爾】ウクライナ東部ルハンスク州の要衝セベロドネツクの市長は25日、地元テレビを通じ、ロシア軍が全市を制圧したことを認めた。タス通信などは25日、同州の全域制圧を目指す露軍が最後の拠点都市リシチャンスク市内に入り、一部施設を占拠したと報じた。

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 同州知事のSNSによると、市長は軍が撤収を完了し、露軍が司令官を任命して占領統治を始めていると述べた。ロシア通信など露メディアの記者は25日、ウクライナ軍が拠点にしてきた「アゾト化学工場」の状況を伝えている。地下施設に避難していたとされる500人超の住民は露軍の「保護下」に入るとみられる。

 露軍は同州制圧後、ドンバス地方を支配下に置くため、ドネツク州に兵力を集中させる狙いとみられる。タス通信によると、露軍が後押しする親露派武装集団の幹部は24日、「1週間半でリシチャンスク一帯を制圧できる」と述べた。

 一方、英国防省は25日、侵攻作戦を統括してきたアレクサンドル・ドボルニコフ総司令官が更迭されたとの情報を確認した。5月末に米メディアなどで更迭説が伝えられていた。英国防省は 空挺 ( くうてい ) 軍司令官が更迭されたとの分析も示し、露軍側に指揮命令系統の混乱が続いている可能性がある。

 ウクライナの内務相顧問は24日、SNSに投稿した動画で米国が供与した高機動ロケット砲システム(HIMARS)の使用開始を明かした。ウクライナ国防省情報総局トップは英テレビに対し、「8月になれば、戦闘の風向きは劇的に変化する」と述べ、反転攻勢に期待感を示した。

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