「5年間バカなことしなければ」原発推進に転換した韓国…尹大統領「いま競争相手いなかった」

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 【ソウル=溝田拓士】韓国の 尹錫悦ユンソンニョル 政権が、 文在寅ムンジェイン 前政権の「脱原発」方針を破棄し、原発推進に力を入れている。6月下旬にスペインで開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議への出席に合わせ、原発導入を進める国々と会談し、トップセールスを行う。

韓国の尹錫悦大統領=AP
韓国の尹錫悦大統領=AP

 尹氏は22日、南東部・ 昌原チャンウォン の原発関連企業を視察し、「5年間ばかなことをしなければ、今、競争相手はいなかった」と述べ、前政権を痛烈に批判した。停滞した原子力産業を再び、「迅速に(成長)軌道に乗せる」とも語った。

 5月に就任した保守の尹氏は、大統領選の時からエネルギー政策として原発の必要性を訴えてきた。原発輸出には官民の連携が重要だとし、今後、輸出戦略を主導する組織を新設する。

 韓国は2009年、日米企業連合を退け、アラブ首長国連邦(UAE)の原発建設を初めて受注した。だが左派の文氏は17年、東京電力福島第一原発事故などを理由に「脱原発」を決定し、再生可能エネルギーへの転換を図った。

 韓国紙・中央日報によると、文政権時代に韓国主導での海外の原発事業の受注は一件もなかった。20年の原子力関連の輸出額は約3372万ドル(約46億円)で、14年の約5分の1にとどまった。

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