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東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国カンボジアのプラク・ソコン副首相兼外相は、22日にミャンマーで刑務所に収監された国民民主連盟(NLD)トップ、アウン・サン・スー・チー氏の釈放を求める書簡を国軍側に送付した。カンボジア外務省が27日、発表した。

ミャンマー情勢を巡るASEAN特使を務めるプラク・ソコン氏は、スー・チー氏の収監について「ASEAN各国が深い懸念を表明した」と強調。「スー・チー氏は、国内外からミャンマーの正常化に重要な役割を果たすと考えられている。その健康などを考慮し、以前に拘束されていた家に戻すよう求める」とした。
スー・チー氏は、国軍がクーデターを起こした昨年2月、首都ネピドーの自宅で軟禁され、その後、非公表の場所に移された。汚職防止法違反などで訴追され、計5件で有罪となっている。(ハノイ支局 安田信介)