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【ワシントン=冨山優介】米政府は28日、欧米を中心に感染が増加している天然痘に似た感染症「サル痘」への対策として、ワクチン約30万回分を数週間のうちに各州へ配分すると発表した。ワクチンは米食品医薬品局(FDA)が認可しており、重症化リスクの高い18歳以上が2回接種する。5万6000回分は国家の戦略的な備蓄物資の中からすぐに供給されるという。
米疾病対策センター(CDC)によると、米国では28日時点で306人が、サル痘や類似のウイルスに感染している。世界全体では4769人となっている。