ルハンスク州知事「4か月以上持ちこたえたが」、ロシア軍の制圧下入り認める

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 【キーウ=深沢亮爾】ロシア軍は3日のウクライナ東部ルハンスク州の制圧宣言を受け、ドンバス地方の全域制圧に向け、隣接するドネツク州への攻勢強化に乗り出している。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は3日夜のビデオ演説で「人命の重要性」を強調し、ルハンスク州最後の拠点都市リシチャンスクから、部隊を計画的に撤収させたことを認めた。

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 ルハンスクの州知事は4日、SNSを通じ、「ルハンスク州は4か月以上、持ちこたえ、敵に尋常でない損害を与えたが、敗れた」との表現で、露軍の制圧下に入ったことを事実上、認めた。州知事はこれに先立ち、リシチャンスク周辺の自治体が露軍に制圧されたことを明らかにしていた。

 ドネツク州知事は4日、露軍の砲撃が激しさを増していると指摘した。主要都市スラビャンスクなどでは3日の攻撃で住民9人が死亡し、25人が負傷したという。ルハンスク州の親露派武装集団幹部は3日、タス通信に対し、ドネツク州攻略を支援する意向を表明した。

 リシチャンスクに関し、ウクライナ軍参謀本部は3日、「ウクライナ兵士の生命を守るため撤収した」ことを明らかにした。ゼレンスキー氏は「ウクライナは何も諦めない」と述べ、奪還への決意も表明した。

 プーチン露大統領は2月24日の開戦演説で、ドンバス地方の「解放」を主要な目的として掲げており、ルハンスク州制圧は一定の戦果となる。

 ただ、露軍が占領している南部ではウクライナ軍の反撃が目立っている。南部メリトポリの市長は3日、ウクライナ軍が露軍の弾薬庫を破壊したことを明らかにした。米軍が供与した高機動ロケット砲システム(HIMARS)が使われたとみられている。

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