ウクライナ南部に親露派が「州政府」設置…トップはロシア行政担当者、直接支配進む

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 【キーウ=深沢亮爾】タス通信などによると、ロシア軍が全域制圧を宣言しているウクライナ南部ヘルソン州で4日、親露派が「州政府」を設置したと一方的に発表した。トップには、ロシアの情報機関・連邦保安局(FSB)元職員で、ロシアの飛び地カリーニングラード州のナンバー2を務める人物が任命されたという。

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 このほか、教育や農業の責任者も配置された。これまでは、ヘルソン州の親露派が「軍民政権」を構成してロシアへの同化政策を進めてきたが、ロシアの行政担当者を派遣することで、直接支配を一歩進めた形だ。

 一方、ウクライナ東部ドンバス地方のうちルハンスク州を制圧した露軍は、残るドネツク州への圧力を強めている。

 ウクライナ軍参謀本部は4日、露軍がドネツク州北方を激しく攻撃したと発表した。露軍は、主要都市スラビャンスク周辺の集落など約10か所で砲撃や空爆を行ったほか、近接するクラマトルスク方面では戦車なども投入したという。

 タス通信によると、ルハンスク州の親露派武装集団の幹部は4日、ウクライナ側最後の拠点だったリシチャンスクの西方約30キロ・メートルにあるドネツク州の都市シベルスクに向けて進軍を続けていると説明した。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は4日の国民向けのビデオ演説で、「ドンバス地方などで我々は露軍の攻撃を打ち破る必要がある。時間と超人的な努力を要するが、他に選択肢はない」と抵抗を呼びかけた。

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