ロシア併合のクリミア、住民が抵抗運動…露側に襲撃警告のビラ配布も

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 【キーウ=安田信介】ウクライナの高官は11日、ロシアが2014年に併合した南部クリミアで、住民による露軍への抵抗運動が始まっているとSNSで明らかにした。ウクライナ軍は、侵略後に占領された南部ヘルソン州などで露軍の拠点への攻撃を続けており、軍民連携で占領統治を揺さぶっている。

12日、ウクライナ南部ミコライウで、ロシア軍の攻撃を受けた住宅の消火活動にあたる消防士ら(ロイター)
12日、ウクライナ南部ミコライウで、ロシア軍の攻撃を受けた住宅の消火活動にあたる消防士ら(ロイター)

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領がクリミアに設置している常駐特別代表が明らかにした。ウクライナ軍の関連組織「国民レジスタンスセンター」も10日、クリミアの拠点都市セバストポリで、露側に襲撃を警告するビラが配布されていると伝えた。

 抵抗運動は各地に広がっている模様で、東部ハルキウ州では10日、親露派幹部が乗車中の車を爆破され、死亡した。

 ウクライナ軍は11日、ヘルソン州の露軍の弾薬庫を破壊したと発表した。12日未明には南部ザポリージャ州エネルゴダルの親露派拠点に無人機(ドローン)による攻撃があった。同州メリトポリ近郊の露軍駐屯地でも複数回の爆発があった。

 一方、露軍は12日も、制圧を目指す東部ドネツク州を中心に激しい砲撃を続けた。9日の州北部チャシフヤールの集合住宅への攻撃による死者は38人となった。

 タス通信によると、露大統領報道官は12日、プーチン大統領が19日にイランを訪れ、トルコのタイップ・エルドアン大統領と個別に会談する見通しを明らかにした。ロイター通信によると、ウクライナ産穀物の輸出停滞問題を巡り、トルコ・イスタンブールで13日、ロシアとウクライナに国連を交えた協議が開催される。

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